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Q&A|パイプの太さで何が変わるのですか?

2021-02-15

A.ハウス強度と採光量が変わります!

 

頑丈さが変わる!

まず、最もイメージしやすいのが「ハウスの強度」です。
パイプが太ければ、そのハウスは外からの力に対してより強く抵抗することができます。

例えば、強い風が吹く地域や、積雪が多い地域で栽培を行う場合、
細いパイプではハウスが変形したり、倒壊したりしてしまうリスクが高まります。
太いパイプを採用することで、これらの自然の脅威から大切な作物をしっかりと守り、長期にわたって安心して栽培に取り組むことができるのです。

光合成を左右する採光量が変わる!

次に注目したいのが採光量です。ハウス内の作物が健全に生育するためには、十分な日光が不可欠です。
パイプはハウスの骨組みとなるため、どうしても太陽光を遮ってしまう部分が生じます。

一般的に、パイプが太くなると、その分影になる面積も大きくなり、ハウス全体の採光量はわずかに低下する傾向があります。
特に、ハウスの密集度が高い場合や、日照時間が短い冬季などには、このわずかな差が作物の生育に影響を与える可能性も考えられます。

しかし、最新のパイプハウス設計では、強度を確保しつつ、できる限り採光量を確保するための工夫が凝らされています。
例えば、パイプの間隔(ピッチ)を調整したり、光を透過しやすい被覆材を選んだりすることで、採光量の低下を最小限に抑えることが可能です。

その他、パイプの太さで変わること

上記以外にも、パイプの太さによって以下のような点が影響を受ける可能性があります。

ハウスの耐久性: 一般的に、太いパイプは肉厚が厚いため錆びにくく、長持ちする傾向があります。

部材コスト: 太いパイプは材料費が高くなるため、ハウス全体の建設コストも上昇する可能性があります。

施工性: 太いパイプは重量があるため、組み立てや設置に手間がかかる場合があります。

パイプの太さ・厚さの種類

パイプの太さ・厚さには、主に下記のような種類があります。
(※パイプは通常「パイプの外径」×「厚さ」×「長さ」で表します。)

(下記表)

外径

厚さ

19.1mm

1.1mm

22.2mm

1.2mm

25.4mm

1.2mm

31.8mm

1.6mm

38.1mm

1.6mm

42.7mm

1.6mm・2.0mm

48.6mm

20.mm・2.4mm

ハウス強度と採光量は、パイプの太さとアーチピッチの絶妙なバランスで決まる!

頑丈さは「太さ」と「ピッチ」の相乗効果!

ハウスの強度を語る上で、パイプの太さは確かに重要な要素です。太いパイプほど外力への抵抗力が高まるのは間違いありません。

しかし、見逃せないのが**パイプの間隔(アーチピッチ)**です。

例えるなら、細い柱でも間隔を狭く配置すれば、全体として高い強度を発揮できるように、パイプハウスも同様の原理が働きます。
つまり、ハウス全体の強度は「パイプの太さ」と、パイプがどれくらいの間隔で配置されているかという「アーチピッチ」の掛け算で決まる
と言えるのです。

風の強い地域や積雪の多い地域では、単に太いパイプを選ぶだけでなく、適切なアーチピッチで設計することで、
より強固で安定したハウスを実現できます。細いパイプでも、アーチピッチを細かくすることで、一定の強度を確保することも可能です。

採光量は「太さ」と「ピッチ」が生み出す影の面積で変化!

作物の光合成に不可欠な採光量も、パイプの太さだけでなく、アーチピッチと密接に関わっています。
太いパイプは影になる面積が増える傾向がありますが、アーチピッチが狭いほど、パイプの本数が増え、結果的に影の面積も増えることになります。

つまり、採光量を最大化するためには、パイプの太さを考慮するだけでなく、アーチピッチを広く取るなどの工夫が必要になります。
最新の設計では、強度を確保しつつ採光量を最適化するために、パイプの太さとアーチピッチのバランスを緻密に計算しています。
例えば、強度が必要な部分には太いパイプを使い、採光を重視する部分では比較的細いパイプを採用し、アーチピッチを調整するなどの設計が行われています。

最後に

私たちはお客様一人ひとりの栽培品目や、栽培に対するこだわりを深く理解し、最適なパイプハウスをご提案しています。

「風の強い地域で、トマトを雨よけ栽培したい」「日当たりの少ない場所で、葉物野菜を効率的に育てたい」など、
お客様の具体的なニーズに合わせて、パイプの太さや間隔(ピッチ)を細かく調整するオーダーメイド設計が可能です。 

これまでの経験と多彩な知識に基づき、強度と採光のバランスはもちろん、
耐久性やコストパフォーマンスまで考慮した、
お客様にとって最高のパイプハウスを一緒に作り上げていきませんか?

お気軽にご相談ください!

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